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【結論:イマドキケースでも再現が困難な圧倒的組みやすさ】
- 平置きレイアウトだから、重力を気にせず上から簡単にパーツを組み込める
- フロント・両サイド・上下パネルを外して垂直に転がせば、配線もCPUクーラー設置も快適
- デュアルチャンバー式で配線スペースが広大
- 見た目は無骨なキューブ型で、「パソコンらしさ」を前面に押し出したい方にうってつけ
製品概要
| 製品名 | Core V21 |
| ケースタイプ | キューブ |
| 材質 | SPCC |
| 対応マザーボード | microATX、Mini-ITX |
| 対応電源 | ATX 12V(最大200mm) |
| 対応グラフィックボード | 最大350mm |
| 対応CPUクーラー | 全高185mm |
| 拡張スロット | 5 |
| ドライブベイ | 内部3.5/2.5インチ共用×3 内部2.5インチ×3 |
| 対応ラジエーター | 上面:280mm×1/240mm×2/140mm×1/120mm×2(レールガイド使用時) 前面:240/140/120mm×1 背面:120mm×1 左側面:280/240/140/120mm×1(レールガイド使用時) 右側面:280/240/140/120mm×1(レールガイド使用時) ※ 他社製品を取り付ける場合、ネジの長さや形状により取り付けできない場合がございます。Thermaltake社の簡易水冷製品のご使用を推奨いたします。 |
| 搭載可能ファン | 上面:140mm×2/120mm×4(レールガイド使用時) 前面:200mm×1/140mm×2/120mm×2 背面:140/120mm×1 底面:120mm×2 左側面:140/120mm×2(レールガイド使用時) 右側面:140/120mm×2(レールガイド使用時) |
| 付属ファン | 前面:200mmファン×1(800rpm, 13dBA) |
| I/Oポート | USB 3.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1 |
| 外形寸法 | 320(W)×336(H)×424(D) mm |
| 重量 | 6.5kg |
| カラー | ブラック |
| 型番 | CA-1D5-00S1WN-00 |
| JANコード | 4537694194938 |
| アスクコード | CS5068 |
| 発売時期 | 2015年 1月24日 |
外形寸法は320(W)×336(H)×424(D) mmと、Micro-ATX対応ケースとしては決して小さくはないのですが、280㎜ラジエーターを左右に2基搭載可能、CPUクーラー対応185㎜、GPU全長350㎜と、mATXケースの拡張性としては破格級です。
【はじめに】
マザーボードを平置きできる珍しいケースです。発売はなんと2015年で、今でも購入できます。私は2019年に購入、独自性や組みやすさが気に入っていて、中身を変えながら約3年半使い続けました。
ピラーレスでもなければ木材パーツも使っていない。パソコンらしさを感じる少々古めかしいデザインですが、今でも通用する組みやすさがふんだんに詰め込まれたThermaltake CoreV21を紹介します。
実際の使用感も踏まえて、マザーボード平置きと簡単パネル着脱、デュアルチャンバーがもたらす効果を中心に解説。これで組みやすいケースとは何かがわかります。


【記事の対象者】
1.自作PCではじめてケースを選ぶ初心者
2.無骨なパソコンを作りたい方
3.過去にコンパクトケースで痛い目を見た方
4.microATXでも拡張性を妥協したくない方
5.パソコンをどうしても左に置かなくてはならない方
【何が組みやすさに繋がるのか?】
1.マザーボードの平置きだけで、組みにくさの大半は解消できる
マザーボードを上から見下ろしながら、重いCPUクーラーやグラフィックボードの重力を気にせず安全に設置できます。さらに、平置きならマザーをケースに固定した状態でも、上からクーラーのネジを均等に締めやすい。
通常の垂直レイアウトだと、重いGPUや空冷CPUクーラーの設置に苦労します。このケースに限らず、どんなケースでもできるだけマザーが平置きになるようにして組み込むことが望ましいです。
2.フロント・両サイド・天面だけでなく、底面パネルまでワンタッチ着脱。フロント以外の入換も可能。
特に底面パネルが着脱できないと電源の設置に苦労しますが、大抵の非コンパクトケースでは両サイド、トップ・フロントパネルは簡単に着脱できても、底面パネルまで取り外せるものは非常に限られています。
そのため、先にモジュラーケーブルまで接続した上で電源をケースに固定する事が多いですが、このケースは手順を間違えても大きな問題にならない柔軟さがあります。
3.レイアウトの自由度が高い
パネルの上下左右が交換可能なことに加え、フロントパネルの向きとフロントIOの位置を上下左右で変更できます。組み合わせで机の上や下だけでなく、左右どちらにも設置することができます。ここまでできるケースは今でも少ないです。
部屋のレイアウト上、PCを左に置かなくてはならないという方には特効薬となり得ます。
4.デュアルチャンバー構造は現在のトレンドのひとつ
電源・配線とそれ以外のパーツそれぞれでスペースが設けられた、最近流行りのデュアルチャンバーです。mATX対応でもかなり余裕のある裏配線スペースとなっていて、さらに底面パネルのワンタッチ着脱機構により、狭くなりがちなマザーボード下部のスペースも十分確保できます。代償として、幅は通常のATXケースよりもスペースを取りますが、組み込みやすさは折り紙付きです。
5.無骨なデザイン
キューブ型のパソコンらしい無骨な見た目です。イマドキのケースとはデザイン・レイアウトの自由度の高さにおいて明らかに一線を画すため、特別な1台になるのは間違いありません。
6.つくりや質感等
シャーシ・パネルのバリはありません。フロントパネルが少々歪んでいたのか、ピンが全てはまりにくかったです。また、電源固定用の後付けの補強棒の取り付けが難しかったです(無くても固定は問題なし)。基礎はしっかりしていて、ネジが締めづらい、ガタツキ・歪み等は感じませんでした。
塗装ムラはありませんが、質感は全体的にザラザラしています。
私の部屋の環境(あるいは経年劣化)のせいか、3年半でメッシュの端に少し錆が出ました。ただ、シャーシ全体の剛性や塗装全体に大きな問題はありませんでした。
【総評:「見た目よりも大事とはなにか?」を教えてくれる貴重なケース】
「高エアフロー×見た目」が多数を占める今のケースのなかで、「見た目よりも大事なものは何か」を教えてくれた貴重なケースです。
そのおかげで、私にとってケースを選ぶ基準はこのようになりました。
1.両サイド、天面パネルが簡単に着脱できるか?(できれば底面パネルや電源シュラウドも含め)
2.平置き・垂直置きの切り替えが容易な重さ・大きさか?
3.配線スペースは十分確保されているか?
4.レイアウトの自由度の高さ、一味違う体験をさせてくれそうか?
このケースを選んで、唯一無二のデザインと圧倒的な自由度の高さを体感してみましょう。


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